真水稔生の『ソフビ大好き!』


第116回 「推奨、ゲゲゲのウルトラマン」  2013.9

或るテレビ番組の中で行われた座談会で、
ひとりの高校生が、

 「どうして人を殺してはいけないのですか?」

という質問をした事が、
以前話題になっていました。

僕は番組を観ていたわけではないので、
真面目に質問したのか、
大人を驚かせてやろう、困らせてやろう、とフザけて質問したのか、
その高校生の真意はわかりませんが、
どっちにしろ、
“人の命” というものを重んじているとは到底思えず、
哀しくなります。
実に心が冷える話です。
そんな事を質問する神経が、僕にはまったく理解出来ません。

その質問を受けて、
スタジオにいた大人(コメンテイター)たちは一瞬凍りつき、
慌ててなんとか説明しようとするも、
結局、誰一人として、
その高校生を納得させられなかったそうで、
それが世間に波紋を広げましたが、
僕は、そんな質問には答えられなくて当然だと思います。

だって、そうでしょう。
人を殺してはいけない事に理由なんて無いのですから。
殺してはいけないから殺してはいけないのです。

そんな当たり前の事が通じず、
どうして人を殺してはいけないか、なんて事を
説明しなければならない(しかも高校生相手に)なんて、
社会が病んでいる、
としか、言い様がありません。

なんで大人たちは慌てたのか、
なんで大人たちは必死になったのか、
それは、
その質問に対して「アホか!?」で済ませたら、
その高校生が人を殺すかもしれない、って思ったからでしょ?

命の尊厳さを
まるで無視したような事件が頻発する現代社会ゆえの
そんな “醜態” に、
僕は吐気すら覚えますね。気持ち悪いです。


こんな事になってしまったのは、
親や身近な大人が
幼い子供に死後の世界をちゃんと伝えないからだ、と僕は思います。

例えば、

“嘘をついた者は地獄で舌を抜かれる”

という閻魔様の話ひとつしてやるだけでも、全然違ってくると思うンです。
たとえ
大人になって閻魔様なんて存在を信じなくなっても、
幼い心に刷り込まれた “戒め” や “畏怖の念” はずっと消えませんから、
平気で嘘をつく人間にはなりません。

ところが、
今、閻魔様の話を子供にしてやる大人は何人いるでしょう?

馬鹿にする人もいるでしょうが、これは重要な問題です。

これまで、
第7回「妖怪のように美しく」
第52回「いるかもしれない」
第80回「いつも心に妖怪を」、と
それぞれの回で、
神様や霊や妖怪といった類のものについて僕自身の思いや考えを述べていますが、
そういう、
人智の及ばぬ超自然の神通力を具有したものの存在を、
愛して楽しむ気持ちを持てない人が多いのは、
実に嘆かわしい事です。

神様も霊も妖怪も、
“死” の向こう側で “命(=人生)” を支えてくれるもの。
人間が身につけるべき倫理観の、象徴的存在です。
それを子供に話して聞かせて伝えていくのは、大人の大切な役目。

現代の科学でその存在を証明出来ないからという理由で “いない” と決めつけ、
「馬鹿馬鹿しい」と言って
子供に伝え教える事をまったくしない大人が親になると、
先述のような高校生が出来上がってしまうのではないでしょうか。
僕はそう思います。

神様や霊や妖怪が、
“いる・いない” じゃなくて、
“いるかもしれない(=いないかもしれない)”、
っていう当たり前の感覚が、どうして持てないのでしょう?
僕は不思議でなりません。

 自分が見た事無いから、
 科学的に証明出来ないから、

という理由で “いない” と決め付けて人生を生きていける神経は、
僕からしたら、
恐怖に感じるくらい不愉快なものです。

神様や霊や妖怪がいるかいないか、なんて、
人間にはわからない事です。
わからないのに
その存在を否定して生きて、
人生が終わったその時、もし死後の世界があったら、どうするンですか?
死んじゃったンだから今更どーでもいい、と片付けるのですか?

僕は少なくとも、
この世で関わった子供たち(もちろん自分の子供も含む)には、
そんな無責任な人生を送ってもらいたくないので、
極力、神様や霊や妖怪の話をしてあげるようにしてきましたし、
これからも、機会があれば必ずそうしていくつもりです。

死後の世界がもし無かったとしても、
死後の世界の事を考えて生きる事は必要です。
だって、それは、
人生をどう生きるか、っていう問題ですから。
子供に大人が死生観を伝えるのは、とても大切な事なのです。


オカルト研究家の山口敏太郎さんが、以前、とても良い事をおっしゃっていました。

 空想上の生き物の話は、
 どんどん子供たちに話した方が良い。
 大人になって、
 サンタクロースなんていない、ってわかった時、
 「親父やお袋め、嘘つきやがって・・・」なんて誰も思わない。
 サンタクロースの代わりにプレゼントをくれていた両親の気持ちに感謝するだけ。
 また、
 お化けや閻魔様の話をしてくれたお爺ちゃんやお婆ちゃんに、
 「爺婆め、騙しやがって・・・」なんて、思う人も一人としていない。
 そうやって教訓を身に着けさせようとしてくれた祖父母の存在に、やはり、感謝するだけ。
 なので、
 子供にはファンタジーを楽しませるべきである。

といった内容でしたが、まったくもって同感です。
サンタクロースの話も、
お化けや閻魔様の話も、
非科学的だからこそ、
子供の興味を惹くし、心にずっと残ります。
夢見る事や空想する事を楽しいと思える “種” が植えつけられ、
心が豊かな人間に育つし、
しかも、
善悪の基準を、
理屈で理解する前に心に植えつけてもらえるのですから、とてもありがたい事だと思うのです。

 お化けの話は子供に恐怖の記憶を与えるからNG、

と唱える心理学の専門家の方もいらっしゃるようですが、
そんな、トラウマとして残すような与え方をしなければいいだけの事。
なにも「ホラー映画を見せろ」と言っているのではありません。
怖いけど、
ちゃんと “救い” が用意されているのが、神様であり、霊であり、妖怪です。
“戒め” です。
“知恵” です。
“秩序” です。
その話をすべきだ、と言っているのです。


ここで、
取り上げたい人物がいます。

石堂淑朗さん。

大島渚監督の『日本の夜と霧』や
実相時昭雄監督の『曼陀羅』、
浦山桐郎監督の『暗室』や
今村昌平監督の『黒い雨』など、
様々な映画の脚本を手がけられた方ですが、
石堂さんは、
我らがウルトラシリーズにも、
『帰ってきたウルトラマン』から参加して下さり、
実に多くの作品を執筆されています。

それが皆、独特な内容でして・・・(汗)。
思いつくまま、
そのいくつかを挙げてみますと・・・、


『帰ってきたウルトラマン』では、

ブラックホールのようなものを生き物として登場させ、
従来の怪獣の概念をぶち破るも、
科学考証は一切気にしていない荒唐無稽なお話である、
「暗黒怪獣 星を吐け!」(登場怪獣:バキューモン、ザニカ)、

水牛塚から水牛の骨を持ち去ろうとする者に祟りがふりかかる、
「呪いの骨神オクスター」(登場怪獣:オクスター)、

吸血宇宙人が
若くして亡くなった女性の体を借りて次々と人間を襲う、
「夜を蹴ちらせ」(登場怪獣:ドラキュラス)、

雪女に化けていた怪獣が
帰りマンを凍らせてバラバラにしてしまう、
「まぼろしの雪女」(登場怪獣:スノーゴン、ブラック星人)、

神社の御神体が怪獣化してしまう、
「魔神 月に咆える」(登場怪獣:コダイゴン、グロテス星人)、


『ウルトラマンA』では、

はなぐり塚に牛魂供養のため納めてある鼻ぐりを
軽い気持ちで盗んだ男(演じるは蟹江敬三さん)に牛の怨霊が乗りうつる、
ご存知「怪談・牛神男」(登場怪獣:カウラ)、

南夕子が地球人ではなく月の人だった、というロマンチックな設定を活かし、
南夕子が地球を去る切ない別離を美しく幻想的に描くも、
強引なストーリーと
今後は北斗星司が一人でエースに変身、って展開には、
正直、興醒めしてしまう、
「さようなら夕子よ、月の妹よ」(登場怪獣:ルナチクス)、

酔っ払いに馬鹿にされた獅子舞師の恨みが
邪神カイマの妖力を呼び込み、
面白半分で獅子を被って遊んでいた息子を恐ろしい超獣に変えてしまう、
「怪談!獅子太鼓」(登場怪獣:シシゴラン、カイマンダー)、


『ウルトラマンタロウ』では、

その土地の守り神として地中に埋められていたお地蔵さんが
造成工事による発破で発見され、
それを地主が私欲のために持ち帰ってしまったために
お地蔵さんの封印が解けて怪獣が出現してしまう、
「タロウの首がすっ飛んだ!」(登場怪獣:エンマーゴ)、

“月でうさぎが餅をつく” という神話を愛し、
団子や酒を供えて月見を楽しむ人々の、
長年のエネルギーが
月に届いて生まれた怪獣(と言うより、臼の姿をした “餅つき” の精)が、
地球の餅を食べ尽くすために飛来する、
「ウルトラ父子餅つき大作戦!」(登場怪獣:モチロン)、


・・・と、
なんだか妙な雰囲気の、
オカルト的な内容のエピソードばかりです。

まぁ、

 変なお話で
 変な怪獣が出てきたら、
 まず、それは石堂さんの脚本、

と言っても言い過ぎではないくらいで(笑)、
SF色が薄く、
ウルトラシリーズじゃなくて
たとえば『ゲゲゲの鬼太郎』なんかでやった方がしっくり来るようなその世界観は、
『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』と
最初からウルトラシリーズを観てきた僕らからしたら、
異様で、異質で、
なんだか幼稚っぽくて、
印象には残っても、決して素直に楽しめるものではありませんでした。

ところが、
円谷プロの熊谷健プロデューサーが
“民話好き” であった事や
TBSの橋本洋二プロデューサーが
物語の中に “教訓” を入れる事を是としていた事などから、
“子供向けの道徳的メッセージが埋め込まれたお伽話” は歓迎され、
石堂ワールドは、
異様でも異質でもなく、
ウルトラシリーズのなんと本道として、確立していきました。


よって、
僕らの世代には、

“ウルトラシリーズをムチャクチャにした男”

という、悪い印象を抱かれがちな石堂さんですが、
今にして思うと、
ウルトラ兄弟・ウルトラファミリーの登場で
番組・シリーズの視聴対象年齢が引き下げられる事に、石堂さんは誰よりも敏感に反応し、

 相手がそんな幼い子供ならば、
   妖怪のお話で戒めや畏怖の念を・・・、

と考え、
ポリシーをもって、
SFの世界だったウルトラシリーズに
アニミズムを積極的に取り入れていったような気がします。

なので、
大人になった今は、
石堂さんが心血を注いだそれら作品群に僕は否定的な感情はありません。
それどころか、
敬意と高評価をもって愛しています。
だって、
もしも僕に才能があって
脚本家として子供番組に携わったなら、
きっと石堂作品みたいなものを信念を持って書くだろうと思うし、
改めて観なおしてみると、どれも面白いので・・・(苦笑)。


         













水牛怪獣 オクスター

石堂さんがウルトラシリーズに一番最初に持ち込んだ妖怪譚と言える、
『帰ってきたウルトラマン』第30話「呪いの骨神オクスター」に登場した怪獣です。
太古に生息したとされる水牛が
唯一1匹だけ生き残って怪獣化した、という設定ですが、
実にユニークなデザイン・造形の怪獣で、お話の内容共々、忘れられない存在です。

      放映当時に発売されていたソフビ人形も、
実物の優れたデザインに敬意を表してか、
際立ったデフォルメ箇所も無く、リアルでカッコいい造形になっています。 
     



 


ブルマァク製、全長約20センチ。

 
 


お話は、こうです。
 
 或る山奥に、
 牛の絵馬がある神社があった。

 山登りで道に迷った坂田兄弟は、
 同じように道に迷った学者とその助手、計4人で、
 地元の老人の小屋に泊めてもらったが、
 夜中に牛の鳴き声を強大させたような音を聞く。
 それは、
 神社の方角から聞こえたもので、
 神社の裏にある谷には、
 地質の変動によって水が無くなり白骨化してしまったと思われる水牛たちの骨が
 無数に転がっている塚があった。

 翌朝、4人は老人の案内でその塚へとやってきたが、
 研究(金儲け?)のためその水牛の骨を東京へ持ち帰ろうとする学者たちを、
 老人は、それだけはやめてほしい、と制止する。
 実は、以前、
 この骨を同じように持ち出した息子夫婦が行方不明になっており、
 老人は、それを神社の牛神様の祟りによる神隠しと捉え、恐れていたのだ。

 だが、
 学者とその助手は「そんなものは迷信だ」と笑い飛ばし、骨を持ち去ってしまう。

 学者とその助手の安否を心配する坂田兄弟の不安は的中し、
 湖から現れたオクスターに襲われ、
 学者とその助手は殺されて(唾液で溶かされて)しまう。

 そうやって仲間の骨をずっと守ってきたオクスターは、
 私欲のために骨を持ち去ろうとする人間が後を絶たない事に
 ついに怒り狂ったかのごとく、大暴れを始める。

 MATが出動し
 帰りマンの登場となるが、オクスターの猛威に苦戦。

 大格闘の末、帰りマンは、

  「オクスターよ、仲間のところへ帰るのだ」

 と言ってスペシウム光線を発射し、
 オクスターを退治(というより慰霊・鎮魂)するのだった。


石堂さんが、
ウルトラシリーズをムチャクチャにしていく・・・
もとい、
ウルトラシリーズの新たな方向性を導き出していく(笑)、
その “のろし” を上げた作品だった、
と僕は思います。

小学1年生だった放映当時、
番組を見終わった際、
明らかに今までの回と異なる雰囲気に、このお話を自分の中でどう処理していいのか、
戸惑いのようなものを感じた事を憶えています。
ウルトラワールドに
祟りだの、呪いだの、という要素は、
まだまだ違和感のあるものだったのです。

それは
僕だけが感じた事ではありません。
タッコングやツインテールといった人気怪獣と同格なほど
斬新でカッコいい姿形の怪獣でありながら、
今ひとつオクスターに人気が出なかったのが、その証拠。
慣れない作風のエピソードに
僕ら子供たちの心が距離を置いていたため、怪獣への感情移入がスムースにいかなかったのです。


ただ、
放映当時は馴染めなかったお話でも、
先述した通り、
大人になった今では、幼い子供には是非とも見せてあげたい石堂作品。
このエピソードも例外ではありません。

劇中、
僕がいちばんのポイントに挙げたいのは、
水牛の骨を東京へ持ち帰ると言い出した学者に対し、
老人が怯えて、
神社の牛神様の祟りがあるかもしれない、と訴えるシーン。
祟りなんて迷信だ、と嘲笑う学者に、
岸田森さん演じる坂田が、

 たとえ迷信だとしても、
 こうやって地元の老人が恐れているのだから、
 その気持ちを酌んで、
 骨を持ち去るのはやめて、写真を撮るだけにしては?

と提案しますが、
学者はそれすらも馬鹿にして笑い飛ばしてしまいます。

神様や霊や妖怪といったものを一切否定する者の無神経さが、
“いるかもしれない” という当たり前の感覚を持つ者の冷静さとの対比で、
巧く描かれています。

しかも、
祟りを笑い飛ばす学者を演じるのが怪優・大泉滉さんなので、
その名人芸とも言える演技により、
不信心な人間の愚劣さが絶妙な味わいで誇張されるため、
その学者と坂田の
どちらがまともな人間であるか、が
幼い子供にも容易に理解出来るのです。
見事です。



石堂さんは、
残念な事に一昨年亡くなられてしまいましたが、
ウルトラシリーズの脚本家としては、
金城哲夫さん、上原正三さん、市川森一さん、佐々木守さんらと
並んで評価されるべき方だと思います。
執筆作品数だって多いし、
それになんといっても、
たとえ後から “ウルトラシリーズをムチャクチャにした男” と批判されようとも、
視聴者である幼児のため
一貫して描き続けてくれた世界は、とても素晴らしいものです。

だって、
石堂さんのウルトラ作品を幼少期に観て育ったら、
少なくとも、

 「どうして人を殺してはいけないのですか?」

などと質問する高校生には、ならないと思いますから・・・。

 



もう一度言います。
人を殺してはいけない事に理由なんてありません。
殺してはいけないから殺してはいけないのです。

それで通じる当たり前の世の中にするために、
大人は、
幼い子供に
神様や霊や妖怪の話をしてあげなければなりません。
死後の世界をちゃんと考える事が出来る土台を、
その小さな胸に作ってあげなければならないのです。

死後の世界とちゃんと向き合っていけば、命の尊さは自ずと理解出来ます。
それが、
いじめとか自殺とか殺人とか、
そんな、
人を傷つけ命を奪う事件が後を絶たない現代社会の問題を、
少しずつでも減らしていける “鍵” になる、と
僕は思うのです。



【追記】

現在、
愛知県は岡崎市の岡崎公園において、

“水木しげる 妖怪道五十三次展”

が開催されています。

妖怪道五十三次とは、
水木先生が、
江戸時代の浮世絵師・歌川広重の、あの “東海道五十三次” の構図に、
300余りの妖怪たちを配置して描き込んだものです。
公園内にある岡崎城と資料館に、
その圧巻の大連作をはじめとする多くの妖怪画が展示されています。

10月の27日まで開催されていますので、
お近くの方は・・・、
いや遠くの方でも、
是非、お出かけして、妖怪たちを感じていただきたいと思います。
お化けの世界に心を馳せるのは、
人間にとって、とても大切な事ですから・・・。

もちろん、僕も先日行って来ました。
恐いけど面白い妖怪たちを、改めて堪能してきました。

         


ところで、
僕はこうやってよく岡崎市に出かけます。
岡崎城の近くにある大樹寺という寺院に、
岡崎城主だった松平清康(徳川家康の祖父)のお墓が建っており、
4年前、
松平清康の家臣の役を舞台で演じて(第65回「最後のチャンバラ世代」参照)以来、
毎年、そこへ殿のお墓参りに行っているので、
岡崎市がなんだか愛着のある地になってしまったのです。
名古屋から近いしね。

以前、
第102回「再生 〜我が心の『仮面ライダー』〜」において紹介した、
旧本多忠次邸(トカゲロンの回でショッカーのアジトとして使用された洋館)が
岡崎市に移築される情報も、
岡崎市を訪れる回数が増えたがゆえ知り得たものです。
今回の “水木しげる 妖怪五十三次展” を知ったのもそう。

すべては、亡き殿のお導き。
ありがたい事です。

とは言うものの、
大樹寺に行くのは、
お墓参りよりも、その境内にある売店で焼いている小倉だんごがめちゃくちゃ美味しいので、
それが目当てだったりもしますが・・・(苦笑)。

         

でも、
一度もお参りに来ていない、
あるいは、
舞台の本番が終わったらプツッとお参りに来なくなった、
なんていう、
そんな不敬虔な共演者やスタッフたちよりは、いくらかはマシだと思ってます。


神様とか霊とか妖怪とか、
馬鹿にしないで、大人はちゃんと子供たちに伝え教えていかないと、
ろくな世の中にならないと思いますよ、マジで。


  ・岡崎公園のホームページ : http://okazakipark.com/

  ・大樹寺のホームページ : http://home1.catvmics.ne.jp/~daijuji/index.html




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