オモチャのある風景

  〜 第5景 「陽の当たる夢工房」 〜


 今回は、御存知、喜井さんのアマプロにお邪魔しております。

 中京テレビのディレクターでありながら、数々の映像作品の監督もつとめられ、

 なおかつオモチャまで製作してしまう、という多才な喜井さん。

 そんな喜井さんが、当HPのためにアマプロの工房を公開して下さるという事で、

 お言葉に甘えさせていただきました。

 まずは、本邦初公開、アマプロのソフビ製作部。

 な、なんと、それは、喜井さん宅のベランダだったーっ! 

でも、何かあったら隣戸へ避難できるから安心。(^^)


 ぬれ縁の周りにソフビ製作道具が散乱しています。喜井さんは整理整頓が苦手らしい(笑)。


工場から届いた新製品メカゴニラ。今日はこのメカゴニラを塗装する日なのです。


 メリヤスのシャツにステテコパンツという、いかにも昭和な出で立ちで作業する喜井さん。これもこだわりか。
 基本的に、アマプロ製のソフビは喜井さん本人がたった一人で塗装するそうです。いやぁ、凄い。

 ゴリラの怪獣を塗装している喜井さんの手がすでにゴリラだ。・・・失礼。


 これ全部塗装するのにかかった時間は、なんと4時間。お疲れ様でしたー。

 
 え? これからまだラインストーン(目)を貼っていく作業がある? 
  
 ひぇ〜、その情熱には脱帽です。

 怪獣とオモチャを本気で愛しているからこそ出来る事ですね。

 陽射しが心地よいこのベランダの工房で、

 仕事のような趣味のような、喜井さんの夢見る時間が今日も過ぎていくのです。


【掲載日:平成18年6月18日】


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