オモチャのある風景


〜 第4景 「ほのぼのコレクション」 〜


 今回は、北海道網走市在住のチョロQバスのコレクター・山岡道広さん(39歳)を紹介します。

 会社の慰安旅行の際、お世話になった観光バスのチョロQを子供のお土産に買ったのがきっかけで、

 チョロQのバスを集めるようになってしまいました、という山岡さん。


 ネットで全国の観光バス会社を調べて、通信販売で入手。

 時には販売元へ出かけて大量に買い込んでくる事もあるという。

 同僚や友人が旅行に出かける際には、

  「観光バスのチョロQが売ってたら買ってきて!」

 って必ずお願いするので、今では“チョロQの山岡”と呼ばれています(笑)、との事。

 また、観光バスだけでなく、プロ野球チームのバスや市バスなど、バスなら何でも欲しくなってしまうそうで、

 特に、御自身の故郷である名古屋と、現在住んでいらっしゃる北海道に関する物には力を入れていらっしゃるとか。

  「名古屋の市バス、中日ドラゴンズや名古屋グランパスのバス、
   北海道の北見バスや網走バス、HTB『水曜どうでしょう』の深夜バスなど、
   コレクションを見れば、僕が“北海道に住んでる名古屋人”である事はすぐにわかります(笑)。
   ですから、バス以外のものでも、名鉄電車のパノラマカーやミュースカイなど、
   自分にとって“意味”があるなと思ったものは、コレクションに加えています」

 名古屋と北海道にこだわったこのチョロQバスコレクション、これからもどんどん増えていきそうですね。

  
 ・・・っと、ここでなんと奥様のコレクションも登場!

 奥様はディズニーグッズのコレクター。

  「主人に対抗して(笑)飾ってあるのは今のところこれくらいですが、
   子供の頃から集めたオモチャや生活用品などのディズニーグッズが
   たくさんの段ボール箱に入れられて実家の押入れで眠ってるンですよ」

 との事。

 15年前、結婚を機にディズニーコレクターは卒業したはずでしたが、

 子供にぬいぐるみを買ってあげたり、食玩の小さなフィギュアに出会ったりして、

 無意識のうちにまた集めるようになっていたそうです。


 チョロQとディズニーが飾られた、夢の国のようなお部屋。

 ほのぼのとした温かい家庭が目に浮かびます。

 これからも、御夫婦そろってのコレクション生活が楽しい時間を作っていく事でしょう。

 いつまでもお幸せに。 


【掲載日:平成18年6月13日】

                            

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