真水稔生の『ソフビ大好き!』


第266回「今年はウマ年」 2026.3

・・・なんか、まだ、ついこのあいだ、
独り、年越しそば(“どん兵衛の天ぷらそば” でしたけど)を食べ、
映画のDVDを観ながら元旦を迎えたばかりのような気がしますが、
気づけば、3月。
新年になって、もう、2ヶ月以上も経ったンですねぇ。

いやぁ~、歳を取ると時が経つスピードが本当に速い。
今年の干支は午(馬)だけに、まさに駆け足のごとく・・・、って感じです。

ところで、
“馬の駆け足” といえば、
漫才コンビ “ギャロップ” の、林さんのYouTubeチャンネルである『チャーハンはやし』を、
チャンネル開設時(もう、6、7年前、確かコロナ前だった気がする)から、ずっと視聴させていただいています。
内容は、
チャーハンが大好物だという林さんが、お一人で、あるいはゲストの方と一緒に、
町中華に出かけてチャーハンを食べたり、ゲストの方が調理したチャーハンを食べたり・・・、
ってだけのものなのですが、
やはり、
お笑い芸人さんなので、喋りがオモシロくて笑えるし、
林さんの “チャーハン愛” が伝わってきて、ほのぼのとした気持ちにもなるので、気に入っているのです。
また、チャーハンを食べながら視聴すると、
楽しいのと食欲がそそられるのとで、
それがいつも食べてる冷凍食品のチャーハンでも、なんだか違う味に感じられたり、
あるいは、自分で調理した決して美味しくない(苦笑)チャーハンでも、美味しく感じられたりするので、
とても重宝しています(笑)。

御存知なかった方には、是非、御視聴をお勧めしたいですね。
チャーハンは、
カレーライスやラーメンと同じで、「嫌いだ」という人はまずいない、万人に愛されている食べ物ですし、
林さんのキャラクターもあって、誰も傷つけない、令和の世に相応しい内容の動画になってますので、
どうぞ、安心して(笑)ご覧下さいませ。

そこで今回は、
僕も林さんの真似をして、
よく出かけてチャーハンを食べるお店と、そこの絶品チャーハンを紹介させていただく事にしました。
題して、『チャーハンまみず』(笑)。 どうぞ、お付き合い下さいませ。


まず、1軒目は、ここ。   
太陽食堂
名古屋市中村区中村町7の40の5 (052)413-3700
営業時間:午前11時~午後3時
定休日:日曜日

メニューは
ラーメンとチャーハン
(こちらのお店では “中華そば” と “焼きめし” と言ってます)のみ、
という、こだわりのお店です。 
こだわってその2品のみで勝負しているだけあって、
ラーメンもチャーハンも文句無しの絶品。
特にチャーハンは、

 “名古屋でいちばん美味いチャーハン”

と噂されているほどです。

あくまでも噂ですし、
僕は名古屋の飲食店のすべてのチャーハンを食べ尽くしているわけではありませんので、
もちろん断言は出来ませんが、
ねぎ油のコクと香りが嫌味無く爽やかに効いた、
このチャーハンを食べたらそう言いたくなる気持ち、凄く解かります。
まさに、“シンプル・イズ・ザ・ベスト”。
飽きの来ない、

 これぞ、チャーハン!

って味なのです。 
さらに、
このように “チャーラーセット” で食べると、
クセの無いチャーハンゆえ
素直にラーメンの援護射撃を受け、美味さ倍増。
あえてシンプルなチャーハンにしている事の
意味や価値が、しみじみと解かるンですよねぇ。
最高です。 
カウンター席のみの、決して広くはない店内である事と、美味しくて人気があるゆえ、
いつも行列が出来ていますが、その列に並ぶ価値、マジであります。


続きまして2軒目は、ここ。 
みっきー
愛知県東海市中央町6の124 (052)603-1193
営業時間:午前7時~午後6時
定休日:月曜日

名古屋市の隣は東海市にある、昔ながらの喫茶店。
喫茶店ですが、
店の奥にある広い厨房でいろんな料理を作ってくれます。
カレーライスやパスタなどはもちろん、丼物や定食に至るまで、ひととおり揃ってますし、
どれも皆、美味しくてボリューミーなので、
お腹が空いたら、とりあえずここに来れば安心・・・、って感じ。 
その豊富なメニューの中のひとつに、
こちらの “すじチャーハン” があります。 
すじ肉がゴロゴロと入った食べ応えのあるチャーハン。
鉄板で提供してくれるので、
最後まで温かいし、カリッとした食感の、いわゆる “おこげ” も味わえます。
味噌汁が付くのも嬉しい。
このチャーハンを食べ終えてお店を出た時にゲップが出ると、いつも、生きてる事の幸せを実感します。 


最後、3軒目は、ここ。 
松楽
名古屋市千種区大久手町6の16 (052)732-5894
営業時間:午前11時30分~午後2時、午後5時~10時
定休日:木曜日、第三水曜日

いかにも “町中華” な店構え。
年季の入った看板には、

 “名古屋屈指の絶品チャーハン”

のキャッチコピーが・・・。

 自分で言うか?

って感じですが(笑)、
一口食べれば、それがハッタリでない事が判かります。
胡椒の効いた、しっかりとした味付けのチャーハンは、
安心感を覚える美味しさ。
“チャーハン” という料理の底力を感じます。
店内はカウンター席のみで、
後ろの壁との間は人一人通るのがやっと、の狭さ。
けど、それが、

 只々、美味いチャーハンを食べるためだけの空間、

って気がして、
食欲を、更に掻き立ててくれるンですよねぇ・・・。

外観、チャーハンの味、店内の雰囲気・・・、
そのすべてが、僕の中の “愛すべき庶民的な中華料理店” のイメージにピッタリ。
“町中華” に浸りたい時、僕はいつもここに来ます。  


・・・いかがでしたでしょうか?
『チャーハンまみず』・・・っていうか、『食べる事は生きる事 ~チャーハン編~』ですね、これは(笑)。

今年も僕は、
食べて食べて食べて食べて食べてまいります(笑)。
これを読んで下さっている方も、どうか健康で、楽しく愉快な食生活をお送り下さいませ。

ちなみに、
冒頭の話に戻りますが、
大晦日の夜から新年にかけて観ていた映画のDVDは、
“X星人” こと(笑)水野久美さんが “お静” を演じた、昭和42年公開の劇場版『銭形平次』。
以前、CSで放送された際に録画したものですが、
なんとなく時代劇が観たくなって選びました。

久しぶりに改めて観たら、
平次の子分の八五郎を演じていたのが大辻伺郎さんでしたので、
大辻さんが木下藤吉郎を演じていた『仮面の忍者 赤影』を思い出し、
映画を観終わった後は、
『仮面の忍者 赤影』の金目教篇を、朝まで “イッキ見” してしまいました。
初日の出の光が窓から差し込む中、テレビからは主題歌『忍者マーチ』が流れてましたが、
改めて、つくづく、

 名曲だなぁ・・・、

って思いましたね。
特に、イントロの躍動感溢れる軽快なリズムとメロディーのカッコよさは絶品で、
しかも、

 小川寛興先生は、これを馬に乗りながら作曲・編曲したのでは・・・?

と思うほど馬の駆け足にピッタリで、

 まさに午年の幕開けに相応しいものではないか!

と、独り喜んでました(苦笑)。


 チャーハンはウマいし、
 たまたま元旦に観ていたDVDから流れてきた音楽と干支がウマいこと合致してたし、
 この調子で、今年は、何事もウマくいくといいな・・・、

な~んて思ってる今日この頃であります(笑)。



・・・あ、ソフビの話するの、忘れてた(苦笑)。

う~ん、そうだなぁ、ウマ年にちなんで、となると・・・そうだ!

 「こちらホシノ。只今、ハヤタ隊員到着。
  玄関まで、あと20メートル、19メートル、18メー・・・」

 「了解、了解。報告は簡単明瞭に。競馬の中継じゃないんだから」

って事で、
バルタン星人のソフビを紹介する事にします(笑)。
   
まずは、スタンダードサイズの人形から・・・。 
 マルサン製、全長約22センチ。
 『ウルトラマン』放映時(昭和41年)に発売されたもの。
      腕の曲がり加減が、絶妙です。
      さすが、マルサン。  
   
こちらも同じくマルサン製ですが、
上記の初版とは異なり、2期以降(昭和41年~43年)の商品ですね。

見た目は同じでも、重さが違います(初版の方が重い)。
                 
             
                 
   
これは、ブルマァク製。
マルサンの金型をそのまま使用して、昭和44年以降に生産・発売されたものです。 
僕が幼い頃、ソフビ怪獣人形で夢中になって遊んでいたのは、
3~8歳(昭和42~47年)くらいまで、
つまり、
第1次怪獣ブームが翳りを見せ始めてマルサンが倒産、
そして、ブルマァクが誕生して第2次怪獣ブームが到来・・・、って時期で、
当時のオモチャ屋の店頭には、マルサンとブルマァク、両メーカーの商品が混在して並んでいました。
なので、必然的に、
僕ら当時の子供たちのオモチャ箱の中のソフビ怪獣人形たちも、
マルサンのものもあれば、ブルマァクのものもある・・・、といった状況で、
たとえば、
近所の友達の持ってたバルタン星人の人形には、
足の裏にデッカくブルマァクのロゴマークの刻印がありましたが、僕の持ってたバルタン星人の人形には、それがありませんでした。
つまり、パッと見は同じ人形でも、
僕のはマルサン製で、友達のはブルマァク製だったわけです。
   
そのブルマァク製のバルタン星人を持ってた子に、

 「お前のバルタン星人は、足の裏にマーク(ブルマァクのデッカいロゴ)が無いから、ニセモノだ」

なんて言われた事も憶えています。

・・・くっそぉ、今だったら、

 「はぁ? ものを知らん、というのは恥ずかしい事だな。
  ブルマァクのバルタン星人は、マルサンのバルタン星人の再販なンだぞ。
  出がらしのうっすいお茶しか飲んでないヤツが、入れたての濃いお茶飲んでる僕に、偉そうな口たたくな!」

って言い返して、
逆にマウント取ってやるのになぁ・・・(笑)。

けれども、
ブルマァク版は、サイズが充実。
マルサン版とは異なり、上記のスタンダードサイズ以外にも、
ジャイアントサイズ、ミニサイズ、ミドルサイズのバルタン星人人形が発売されていました。
順次、紹介させていただきましょう。

まずは、ジャイアントサイズ。






全長約36センチ、と迫力満点で、
商品名も “ジャイアントバルタン星人” と、デカさを強調していました。

けれどもハサミは小さめ。この “解かって無さ” が、昭和玩具の “味” ですね(笑)。

次は、打って変わって、
全長約10センチの可愛いミニサイズ。
この2体、
赤い目の大きさの違いとは別に、
胸の部分の銀の塗装の有無、という違いもあります・・・が、
向かって右側の人形の方は、
単に、経年劣化で塗装がだんだん薄くなっていって、
消えてしまっただけかもしれません(苦笑)。

最後は、
スマートでスタイルッシュなフォルム、というバルタン星人の容姿の魅力を
おもいっきり粉砕している(笑) のに、なぜか惹かれるミドルサイズ。 






全長約12センチ。 

この人形と見た目はほとんど変わらぬものの、
黄色の成形色のソフビをくるみ塗装した、別ヴァージョンの人形も存在します。



或る友人が、そちらのヴァージョンを所有していたのですが、
たった数年で、飽きちゃったのかコレクションする事をやめてしまい、
知らないうちに、
その人形を東京のアンティーク・トイ・ショップに売って処分してしまっていました。
僕が欲しがっている事を知っていたのに、です。

なんで一言相談してくれなかったのかなぁ・・・。
バルタン星人だけに、ハサミで、友情の絆をチョキンと切られた思いでした(笑)。












・・・やっぱ、コレクションする事は楽しいですね。

涙腺を緩ます子供の頃の懐かしい思い出だけだけでなく、
大人(コレクター)になってからの、
運良く買えて手に入れる事が出来た喜びとか、
なかなか出逢えなかったり、
出逢えてもお金が足りず買い損ねたり、判断ミスで買い逃したりで、
いまだに所有出来ていない悔しさとか、
そういういろんな想いも、心に活力を与えてくれます。

未入手の人形を追い求めても、
古いものゆえ年々値段も上がっていくため、
この先の入手は困難を極めますが、それでも僕はあきらめません。
“夢” は、忘れず、あきらめず、追いかけ続けてこそ、価値があるのです。

なので、
僕は、これからも、ソフビを求め続けます。
目の前に人参をぶら下げられて走り続ける馬のごとく・・・。
冒頭で述べたとおり、とくに今年はウマ年ですからね、

 走り続けるコレクター魂!

って感じです。  

 
 【追記】
分身の術を使うバルタン星人をソフビ人形で再現。 
子供の時には出来なかった、こんな贅沢な遊びが出来るのも、コレクションを続けているがゆえ、です。 





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